クシャトリヤ第四回。たどり着いた千里の道のり、の巻。

はい、皆様こんにちは。クシャトリヤも四回目を迎えていよいよ完成品披露。そして、ちょっと言わせてください。



まにあった〜。

いやー、今回はホントにどうなるかと思った。キット自体が大型の上に同じ作業の繰り返しが多いんですな。バインダーとか。ホントに原稿落ちるかと思った。

まあ、そんなことはどうでもいいので、早速完成品披露。全体はこんな感じ。

メタルパーツの多用で実に豪華な作例となりました。細部を見ていきましょう。


まずは一番特徴的なバインダー。

はっと見で目がいくバインダーのメガ粒子砲は旧シリーズのフラットバーニアを使っています。
ナンバーのデカールハイキューパーツの新しく出たデカールから。2枚分のデカールを使って大小の同じナンバーを揃え、前後左右互い違いになるように貼っています。小さなコーションデカールは同じくハイキューパーツの試作品デカールを熱転写プリンタで出力してもらいました。

裏側はこんな風になっています。

2色で塗り分けた後、ビット収納部分の長方形の凹ディティールにはミラージュデカールの細切り、丸凹ディティールにはHアイズのピンクを貼り付けました。なんとなくニュータイプっぽい感じは出たかな、と。各部のデカールはNCデカールを中心に市販のデカールを使用しています。スラスター周辺の2本のパイプは前回の記事でチラッと紹介したメッシュチューブを使った自作パーツです。
隠し腕は一通り塗り分けて、カバー部分にワンポイントとしてメタルモールドを使用しています。

全部伸ばしてみると昆虫というか、甲殻類というか、不気味な感じ。

ジョイント部分はマイナスモールド4mmを使ったお手軽ディティールアップ。パーツごとに2色に塗り分けました。

こんな風に見ると中々よい雰囲気。約2日間の徹夜作業も報われます。


さて、続いて胴回り。今回はメタルパーツと自作、流用パーツによる各部のディティールアップが見せ所です。

頭部後の開口したスリットから光るSPアイズが泣かせるなぁ。

胸の4基の砲門と各部の追加自作パーツに加え、股間のトサカ部分のサイドには1mmのスチールボールを埋め込み、クリアレッドで塗装してあります。肩口のシリンダーのチラ見え具合もいい感じ。

後ろ側はこんな感じに。スジボリ、デカール、塗りわけを中心にメタルパーツをちらほらと配置しました。

バインダーの巨大なLEDバーニアに目が言ってしまいがちなので、ボディー周りにはシツコめのディティールを、と考えました。こうやって見ると手間をかけただけのことはあったかな。


続いて足回り。

基本的にはスジボリ、デカールなんですが、要所要所にディティールアップパーツを使用することでそれなりの雰囲気を演出してみました。足裏はお約束のメタルパーツで。

足首にはツインサークルを加工したものを。メインに使用したデカールは、HiQpartsさんからいただいた試作品のコーションデカールです。


およそこんな感じで仕上がりました。でも結構きつかったっす。何せでかいんだもの。ユニコーンと比べるとわかりますけどね。でも基本的には複雑な形状をうまく再現した上、とても組みやすい良いキットです。皆さんは自分のペースでゆったり作ってあげてくださいね。さて、ここからは自由に遊びます。エンジョイ・プレイ! です。

飛んでみたり。

サーベル抜いてみたり。

そして光ってみたり

フォトジェニックしてみたり。

さて、今回はこんなところで終了です。地獄のクシャトリヤ制作ロード、楽しんでいただけましたか? 次週からも毎週火曜日更新でがんばりますよ。さ〜て、次は何をつくろうかなっと。

では、次週も乞御期待。